阪神大震災から13年経った。
もうそんなに経ったのかって感じです。
あの時、私は西宮に住んでて震災に遭いました。
あの朝、まず地鳴りで目が覚め、その後激震。
暗闇で訳がわからず揺れに身を任せ、そして揺れが収まったあとに、
「どーーーーん」
というなんとも不気味な低音がして、そして静かになった。
揺れる前に目が覚めたので怪我はしなかったのは幸いかも。
とりあえず停電してるのでどこで何が起こったのかもわからず他の住人(会社の独身寮です)と共に外に出てみる。
ガス臭い・・・そして前の家が崩れている。
駅の方に歩いていく。
8階建てのマンションが倒れて駅舎に突っ込んでいた。
その時点でコンビにには水などを買う人がちらほら。そして急いで車でどっかに避難していく人がいた。
倒壊した駅のマンションの住人は全員死亡。
しかも救助が始まったのは地震後1週間経ってからで、それまでは中の住民ともども放置。というかもっと悲惨な神戸の救済を優先した結果。
街には自衛隊が溢れ、やっと開通した電車はでかい荷物を持った人が鈴なりになっている。
終戦のビデオを見ているみたいな光景が2ヶ月続いたのだった。
ちなみにあの不気味な低音は、阪神高速と新幹線の高架が同時に倒壊する音だったと後で知った。
地鳴りと倒壊音、今でも忘れられない音。
もうこりごりやわ。
2 件のコメント:
ひょー。
マンションの人可哀想。
生存してても、亡くなっちゃうよね。
私も、大阪で体験したけど
同じく地鳴りで目が覚めた。
西宮と比べたら
雲泥の差かもしれないけど
あの時本気で我が家の真下が
震源地?と思いました。
こわいー。
生きてるうちは、東京で起こらないように祈るばかりです。
コメントを投稿