6/05/2007

カレー屋の思い出

馬場にはカレー屋がやたら多い。

ここで昔話。

昔、大学の近くにカレー屋ができた。
夫婦で切り盛りしているカウンター5席しかない小さなカレー屋である。
で、その夫婦は朝9時から夜12時くらいまで店を開けて必死で働いていた。なにせ小さい店だから従業員も当然いない。
で、そんなけなげなカレー屋さんの最大に欠点は、「まずい!!」こと。
当時としては珍しく、ご主人自らスパイスを調合している模様で、それがうたい文句なのだが、逆に災いとなってしまっている。とりあえずスパイスが足りないのか、調合が悪いのか、スープのだしのとり方が悪いのか、なんか味が薄くてみずっぽいのだった。具もぐちゃぐちゃだし。

普通なら一発でつぶれてしまうところだが、そこはこの夫婦の人柄かひたむきさか。
客は決して多くはないが、常に1~2人は入っている。
「あんな一生懸命やってるので行かないわけにはいかんだろう・・・」とは下宿の先輩の弁。
「そうだよな。じゃあ交代で行ってやるか・・」
他の客もそんな感じなのだろう。おそらく。

でなわけで、
「市販のルー使ったほうがいいよ。」とも言えず、みんなで通ってまずいカレーライス食べて(まあ税金だと思って)、大学時代を過ごしたのだった。ちなみに最後まで味はまずいままだった。

そして3年くらい前に久しぶり(15年ぶり)に京都に行ったが、けなげなカレー屋さんは写真屋さんに変わっていた。けなげさでけではどうにもならんという教訓を残して・・・
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